JPXプライム150に投資するメリット・デメリットを膨大な口コミデータから分析し、わかりやすく解説します。
これからNISAを始めようとしている方や、投資信託でどの銘柄を購入しようか迷っている人にも、「JPXプライム150」について分かりやすくメリット・デメリットを5つずつ挙げてみました。
記事の後半にまとめも掲載しているので、最後までしっかり読んでくださいね。
もくじ
JPXプライム150とは?
JPXプライム150指数は、株式会社JPX総研が算出する価値創造が推定される我が国を代表する企業で構成される株価指数です。
東証プライム市場上場の時価総額上位企業のうち、財務実績に基づく「資本収益性」と将来情報や非財務情報も織り込まれた「市場評価」という、価値創造を測る2つの観点から選定された150社で構成されます。
ソニーグループやキーエンス、製薬会社などが構成割合としては上位にきています。
JPXプライム150とTOPIX、違いは何?
TOPIXは東証プライム市場に上場する全銘柄(約1800種)から構成され、時価総額をもとに算出される指数。通称「日経225」または「日経平均」とも呼ばれている日経225は、プライム市場に上場する流動性に優れた225銘柄から構成されています。
一方、今回のJPXプライム150は、プライム市場の中から収益性や人気の高い150銘柄で構成される指数。150ある構成銘柄の時価総額をもとに算出されます。
JPXプライム150に投資するメリット
JPXプライム150に投資することは、投資信託の銘柄を選ぶ上でコスパのよい選択しの一つとして、メリットがあると言われています。
トップの日本企業を応援したいという投資家やNISA初心者におすすめの銘柄です。
以下では、JPXプライム150に投資するメリットについて特徴的な点を5選ご紹介します。
1) 長期投資に適した指数
JPXプライム150は、大型グロースの特性を持つため、中長期的な視点での投資に適しています。短期の値動きに左右されず、3年・5年といった期間が長くなるほど、パフォーマンスが向上する傾向があります。そのため、将来性を見据えた長期投資家にとって魅力的な指数です。
2) 新NISAの成長投資枠に適応
JPXプライム150は、2024年から始まった新NISAの「成長投資枠」の対象銘柄に含まれており、税制面でも優遇されています。これにより、更に長期投資が促進されるでしょう。将来を見据えた積極的なポートフォリオ構築を目指す投資家にとって有益な選択肢と言えます。
3) 多重協奏曲に基づく企業価値向上指針
JPXプライム150は、東証やJPX、金融庁、経済産業省による多重協奏曲とも言える一連の企業価値向上指針に基づいて算出されています。これは、企業価値向上を重視し、持続可能な成長を目指す企業を選定することで、投資家に安定したリターンを提供します。
4) 一部の不振期間も含まれるリターン比較
JPXプライム150は大型グロース銘柄中心の指数であり、バリュー相場ではパフォーマンスが振るわない場合もあります。しかし、短期的なリターンではTOPIXや非選定350銘柄に劣ることもあれど、3年・5年といった中長期では常に勝っている傾向があります。
5) 日本市場返り咲きへの一歩
JPXプライム150は日本市場の返り咲きを促す一助として位置付けられています。成長性や企業価値向上を重視することで、日本市場全体の活性化や投資家心理の改善に寄与することが期待されます。将来性を見据えつつ、日本株式市場への積極的な参加を考える際に有益な情報源となるでしょう。
JPXプライム150に投資するデメリット
JPXプライム150に投資することは様々なメリットがある一方で、実はデメリットも存在します。
以下にてJPXプライム150に投資することのデメリットを5つご紹介します。
1) バリュー相場不向き
JPXプライム150指数は大型グロースの特性を持つため、バリュー相場ではパフォーマンスが振るわない傾向があります。バリュー銘柄が好調な時期にはリターンが制限される可能性があることに留意してください。
2) 短期的なパフォーマンスの不安定性
1年単位で見ると、JPXプライム150指数はTOPIXや非選定350銘柄に負ける場合もあります。特に市況の変動が激しい環境では、短期的なパフォーマンスにおいて不安定さが見られることがあります。
3) リスク分散度の限界
JPXプライム150指数は150銘柄で構成されていますが、一部の銘柄に依存しすぎているため、リスク分散度に制限があると言えます。ポートフォリオ全体の信頼性や安定性を考える際に留意すべき点です。
4) 成長投資志向のみ
JPXプライム150指数は成長投資志向を持つ銘柄に偏って選出されています。そのため、バリュー投資家やインカム志向の投資家にとっては適切でない場合もあります。自身の投資目的や戦略と整合性を確認する必要があります。
5) 市場環境への依存度
JPXプライム150指数は市場環境や業種構成によってパフォーマンスが左右される傾向があります。そのため、他の指数よりも市況や景気動向への依存度が高く、マーケット全体の影響を受けやすい点を注意深く観察する必要があります。
JPXプライム150に投資するメリット・デメリットまとめ
本記事では、JPXプライム150に関するメリット・デメリットについてまとめました。
中長期投資に適した銘柄群である点が最大のメリットと言えます。長期的な視点での投資により、パフォーマンスが向上し、5年リターンでは他の指数を上回ることが多いことが特徴です。また、選定基準が明確で客観的であり、企業の価値創造力に着目した指数設定が魅力的です。
一方、デメリットとしては、大型グロースの特性を持つため、バリュー相場の際にはパフォーマンスが振るわず、短期的なリターンでTOPIXや非選定350銘柄に負けることがある点が挙げられます。また、一部の投資家にとってはリスクが高いと感じるかもしれません。
総括すると、JPXプライム150指数は中長期投資に適した指数であり、選定基準の透明性や企業の稼ぐ力に着目した設計が魅力的です。投資家は自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、この指数を活用することで、安定的なリターンを期待することができるでしょう。しっかりとリスク管理を行いながら、JPXプライム150指数を活用することで、長期的な資産形成に貢献することができるでしょう。
JPXプライム150に関するみんなの本音
日本イケてないし、米国株一択だと思ってたけどね。
潮目が変わってきた感じなので方針変更!!
新NISAの成長投資枠で
iFreeETF JPXプライム150 もいいよね。 pic.twitter.com/GTkKICFec8— ぽぽ爺大人の隠れ家.善庵店主|投資の勉強中|腎がんサバイバー|Hiroyuki.HONDA (@cshhonda) February 16, 2024
新たに始動した「JPXプライム150」。稼ぐ日本企業150社が集結したこの指数は、S&P500にも対抗できるのか?大和アセットマネジメントの間宮賢取締役に聞きました。 pic.twitter.com/kwAu7LlEtn
— 佐々木紀彦@PIVOT ビジネス映像メディア (@norihiko_sasaki) February 14, 2024
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